連帯保証人には絶対なるべきではない

ある日、地元で広告会社を経営している大学時代の先輩から電話が入りました。最近の不況で経営が悪化し、会社は倒産、本人も自己破産するとのことでした。

私は数年前、先輩が住宅ローンを組むときに連帯保証人になっています。先輩が清算しきれない約500万円が私に請求されるとのことでした。本人は自己破産で返済が免責されますが、連帯保証人にはその効力は及ばないそうです。やはり連帯保証人にはならないほうが身のためです。

会社倒産に追い込まれたことは仕方ないにしても、信頼していた先輩がさっさと自己破産して逃げるように遠方へ引っ越してしまったのには腹が立ちました。

無理のない範囲で返済していくことを決断

私は弁護士を通じて債権者と交渉し、自分も自己破産するぞとちらつかせながら、最後は少しずつ分割返済していくという落としどころに至りました。

そうなると、住んでいる家の高額の住宅ローンが重荷になります。妻と子どもには申し訳ないのですが、自宅を売却して、安い賃貸マンションに引っ越すことにしました。住宅ローンの残っている自宅は任意売却で処分し、残った残債は毎月1万円ずつ返済することにしました。

自分は何も悪くないのに、連帯保証人になったために苦境を迎えてしまいました。借金整理としては自己破産や任意整理の道もありましたが、任意売却で自宅を手放し、月々少しずつ返済していくことで話がまとまったのは不幸中の幸いだったと思います。

(S・Tさん 大阪府・43歳)

任意売却119番
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