不動産の任意売却「持ち家を手放してひと安心」

先日、持ち家を売却し、賃貸アパートに移りました。持ち家を手放すというと悲しいイメージがありますが、私の場合は住宅ローンの返済がなくなり、本当にほっとしました。

私が家を買ったのは約10年前、40歳のことでした。平凡なサラリーマンでしたが、会社は安定していて、60歳定年、その後は本人が70歳まで嘱託で働けるという慣例がありました。そこで銀行や不動産会社のすすめに従い、70歳までの住宅ローンを組みました。働いているうちは家賃だと思って払い続け、ひとり息子に財産を残そうと思ったのです。

リーマンショックで経営が悪化して解雇

ところが、その計画は絵に描いた餅でした。すべての土台だった会社がリーマンショック以降の不況で受注不振となり、徹底的なリストラをはじめたのです。早期退職者の募集から始まり、最後は指名解雇まで、嵐のような日々でした。

結局、私は解雇され、50歳になって職探しをするはめになりました。会社都合ですから失業保険はもらえましたが、肝心の就職先が見つかりません。結局、正社員はあきらめ、アルバイトとして働くしかありませんでした。

月収18万円!任意売却で家を処分

今は時給900円で毎日8時間働き、1ヵ月で約18万円の収入です。返済している住宅ローンは
月々11万円で、しかもボーナス月は30万円を返さねばなりませんでした。これは無理があるということで、住宅ローンを残したまま家を売る「任意売却」に踏み切りました。ネットで知った任意売却119番に銀行との交渉等をお願いし、当座の生活費や引っ越し代も残していただき、売却を済ますことができました。本当にこれでひと安心です。