セールアンドリースバックで土地売却後も賃貸が可能に。

私は飲食業を営んでいます。最盛期は直営5店舗、フランチャイズ8店舗を運営し、大成功していました。事業がうまくいっているときは、自分の高収入は永遠に続くと思い込み、自宅ビルを建てたり、ベンツに乗ったり、少々図に乗りすぎたかもしれません。

自宅を売りたいが、住み続けなくてはならない。

やがて不景気がやってきて、さらに長いデフレが続くようになると、店の売上はパタリと止まり、閑古鳥が鳴くようになりました。あわてた私は不採算店舗を撤退し、利益の安定している3店舗だけに集約しました。

それでも経営は苦しく、住宅ローン返済額の大きい自宅を売却してしのごうと考えました。しかし困ったことに、自宅の1階はセントラルキッチンのような施設になっていて、ここを手放すと原材料の加工ができなくなり、すべてのお店が機能停止してしまいます。売らなければならないが、住み続けなくてはならないというジレンマに陥ったのです。

解決策はセール・アンド・リースバック。

任意売却の専門家に相談すると、セール・アンド・リースバック(通称リースバック)という方法があり、土地家屋を売却しても、そのまま賃貸してもらい、使い続けることができると教えてもらいました。債権者やリース会社との交渉の末、その方向で事業を継続できることになりました。

現在は、リース会社に土地家屋のリース料を払いながら、堅実に事業を継続し、経営再建をめざしています。貴重なアドバイスをいただき、交渉までおまかせした任意売却の専門家の方々には感謝してもしきれません。ありがとうございました。

(H・Mさん 埼玉県・61歳)